汚朽の場と儚い美








人が使わなくなってから美しくなる場所もあります。
自分が好きな空間 窓があってタイルがある所。


窓は外れていて残念だったけれど、普段なら撮らないトイレも
左右違う素材の壁に剥がれて見えてしまった天井の木材もいい雰囲気を出していた。
土へ還るの静かに待っているような巨大な廃墟。


周りに住む人たちに話を聞くと嬉しそうに昔の様子や話を聞かせてくれる、
この地域に着てから若い人にまだあっていない、話を聞いた人たちには
自分ぐらいの歳の息子がいるのかもしれない。撮影後にはバスの時間まで教えてくれた。


「何にもなかったでしょうに」「でも見れてよかったです」


場所:総合施設 特別に撮影許可を得ています




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